ラニラピッド錠0.1mg出荷停止について

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タイトルの通りですが、心不全の治療などに使われるラニラピッドが出荷停止となっています。

理由としては以下の通り、安定性試験に引っかかってしまったとのこと。

強心配糖体製剤「ラニラピッド®錠0.1mg」 (一般名:メチルジゴキシン錠) につきまして、現行原薬の製造終了に伴い代替原薬について検討を進めてまいりました。2017年7月より代替原薬を用いた製剤(以下、変更品)を出荷する予定としておりましたが、現在までの安定性試験において経時的に溶出率が低下する傾向が認められました。
そのため、変更品については使用期限内に規格値を逸脱する可能性が否定できないことから、「ラニラピッド®錠0.1mg」の変更品の出荷を取り止めることといたしました。

現在、供給しております現行原薬を用いた製剤(以下、現行品)の「ラニラピッド®錠0.1mg」につきましては、長期安定性試験において溶出率の低下傾向は確認されておりません。
また、「ラニラピッド®錠0.05mg」につきましては、製剤処方および製造方法が0.1mg製剤と異なるため、変更品においても溶出率の低下傾向は確認されておりません。

つきましては、現行品の在庫消尽にともない「ラニラピッド®錠0.1mg」の出荷を停止させていただきますので、甚だ勝手なお願いではございますが、「ラニラピッド®錠0.1mg」による治療を受けられている患者様におかれましては「ラニラピッド®錠0.05mg」による治療をご考慮いただきたくお願い申し上げます。また、現行品の「ラニラピッド®錠0.1mg」につきましては在庫消尽までの間、偏在を回避するために出荷調整を実施させていただきます。
尚、供給再開につきましては、目途が立ち次第、改めてご案内させていただく所存でございます。

この度は、「ラニラピッド®錠0.1mg」による治療を受けられている患者様、ならびに医療関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけすることにつきまして、心よりお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解の上、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

とはいえ、0.1mgのみなので、0.05mg2錠を服用することで対応可能です。
0.05mgの方は別の工程で製造しているので問題ないとのことです。
メーカーさんもそのように説明してほしいとのことで、患者用リーフレット(トップ画)ももらいました。
今現在服用している方は、治療が続けられなくなる心配をしているかもしませんが、そんなことはないので安心していただければと思います。

0.05mgに変わることでのデメリットは?

まずは、2倍の数を飲まなければならないという点で、変更時に飲み間違いが生じる恐れがあるのでしっかりと説明していきたいところです。そして、0.1mg出荷再開で元に戻った時も説明が必要なので、患者さんが混乱しないようにしないと行けないですね。

もう一点は、薬局で支払う値段が高くなってしまうということでしょうか。
ラニラピッド0.1mg 8.80円/1錠に対し、ラニラピッド0.05mg 5.60円/1錠です。

検証として、1日0.1mgを1錠30日分飲んでいる場合だと、
今まで・・・・8.8×30=264円
これから・・・5.6×2×30=336円
差額・・・・・72円
という結果になりました。

すなわち、3割負担だと21.6円2割負担だと14.4円1割負担だと7.2円
30日でこれだけ余分に支払いが生じてしまいます。

まあ、それほど大きい金額ではないのは幸いですが、感じ方は人それぞれですし、もし、ちょっとでも負担増が嫌だという方は、ジェネリックへの変更という手もあるでしょう。

ちなみにすっごくどうでもいい話ですが、前の職場の同僚がラニラピッドをラニラピッ「ト」と書いていたのを思い出して懐かしい気分になりました笑
元気でやっているだろうか?

参考
ラニラピッド錠0.1mg 出荷停止のお知らせとお詫び
https://chugai-pharm.jp/hc/ss/pr/drug/news/detail/1405241301060/1.html

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